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工具の名前一覧|電気工事士が選ぶおすすめの工具5選


工具にはさまざまなメーカーの、さまざまな種類がありますよね。タジマ、KUROKIN、クニペックス、クライン、MAKITA、HIKOKI、VESSELなど。

挙げだしたらキリがありません。あなたの腰道具にも色んな種類の工具があると思います。

しかし、選択肢が豊富だからこそ「実際にどの工具が良いの?」と迷うこともありますよね。

ダイマツ店取り扱い工具_FUJIYA_KUROKIN_ニッパー

今回の記事では、ダイマツのYoutube人気企画『腰道具解体新書』に出演してくださった電気工事士が愛用する工具をご紹介したいと思います!

よければこれを参考に、あなたの工具選びに役立ててください♪

紹介する工具:

1.ドライバー(+/-)

2.ニッパー

3.ペンチ

4.カッター

5.コンベックス

ご出演の電気工事士:

▶ 株式会社イトウ 増田優喜さん(動画はこちら

建築系の電気工事

腰道具解体新書_電気屋増田さん02

▶ F.T works 代表 谷川文啓さん(動画はこちら

住宅、テナント、工場の電気工事

腰道具解体新書_FTworks谷川さん

▶ 株式会社市原電工 知野真裕さん(動画はこちら

住宅関連の電気工事

腰道具解体新書_ゲストはチノパン

1.ドライバー(+/-)

まずは、電気工事の基本中の基本であるドライバーです。コンセントやスイッチプレートの取り付け、分電盤内の端子ネジの締め付け、各種電気機器のカバー開閉など、電気工事の作業には欠かせないアイテムです。

Q. あなたはどういう基準でドライバーを選んでいますか?

ダイマツ店取り扱い工具_FUJIYA_KUROKIN_ドライバー

✅ ドライバー選びの基準

一般的には、電気工事士は下記のような基準でドライバーを選んでいます。

絶縁性能

  • 耐電圧が1000ボルトに対応しているもの
  • グリップがゴムやプラスチック製の絶縁体であること

サイズと形状

  • プラスドライバーは+2(汎用性が高いと言われている)
  • マイナスドライバーは-6(汎用性が高いと言われている)
  • 軸の長さ、先端の厚みと幅が工事に適している

機能性

  • マグネット付き(上向き作業や狭い場所で有効)
  • 落下防止機能付き(高所作業での安全性)

グリップの形状と素材

  • 握りやすさ
  • 滑りにくい素材

耐久性と品質

  • 信頼できるメーカー
  • 耐久性の高い素材

✅ 電気工事士の愛用する工具”ドライバー”

腰道具解体新書_電気工事士_増田さん_ドライバー

建築関係の工事がメインの増田さんは、フジ矢の「KUROKIN」貫通ドライバーを愛用。洗練されたデザインが仕事のモチベーションを高めてくれるとのこと。大型ナットのドライバーは潰れたネジや錆びたネジも簡単に回せます。耐久性もあって、配電盤や電気工事に最適。

腰道具解体新書_電気工事士_谷川さん_ドライバー

住宅・テナント・工場の電気工事を行う谷川さんは、「クライン」のドライバーを愛用。クラインツールは160年以上の歴史があるアメリカの会社で、世界中の電気工事業者や通信工事業者から絶大な信頼を得ています。品質の高さや人間工学に基づいた設計が推しポイント。

腰道具解体新書_電気工事士_知野さん_ドライバー

住宅関連の電気工事を行う知野さんは、「VESSEL」のドライバーを愛用。ニックスのヌメ革で組まれた腰道具に合わせて黄金に輝く限定色に惹かれて購入されました。軽量でコンパクトなため小回りも効き、細かい作業の多い住宅関連の工事に最適。

2.ニッパー

ニッパーは、様々な太さの電線を正確に切断したり、被覆を除去したりするための工具です。結束バンド(ケーブルタイ)の余分な部分を切り落としたり、配線整理の際にも重宝します。職人さんにとって切れ味は最大の選択基準!

Q. あなたはどういう基準でニッパーを選んでいますか?

ダイマツ店取り扱い工具_FUJIYA_KUROKIN_ニッパー

✅ ニッパー選びの基準

一般的には、電気工事士は下記のような基準でニッパーを選んでいます。

切断能力

  • 最低でもVA・VVF線のΦ2.0mm×3芯を切断できるもの
  • 切断能力と耐久性のバランス

刃の形状

  • 用途に応じた刃先の形状
  • 標準型は一般的な配線作業に適している

グリップの設計

  • 手の大きさや握力に合ったサイズ
  • 滑り止め加工があるものが安全

サイズ

  • 200mmタイプが推奨される(耐久性に優れ、長期使用可能)

✅ 電気工事士の愛用する工具”ニッパー”

腰道具解体新書_電気工事士_増田さん_ペンチとニッパー

建築関係の工事がメインの増田さんは、ニッパーもフジ矢の「KUROKIN」を愛用。最先端の研磨加工技術で実現する「鋭い切れ味」が手放せないポイント。結束バンドのツラ切りからVVF線(VA線・Fケーブル)、銅線、軟鉄線の切断まで対応。

腰道具解体新書_電気工事士_谷川さん_ニッパー

住宅・テナント・工場の電気工事を行う谷川さんは、「ビクター」のドライバーを愛用。グリップ部分は、握りやすく設計され、手への負担を軽減してくれます。腰道具をオレンジ×青×黒で組んでいる谷川さんにとって、グリップの【青】も購買理由のひとつ!

腰道具解体新書_電気工事士_知野さん_ニッパー

住宅関連の電気工事を行う知野さんは、フジ矢「KUROKIN」ニッパーを愛用。増田さんと同じですね♪

3.ペンチ

電線の把持、曲げ加工、端子への接続など多目的に使えるペンチは、電気工事の万能ツールです。

Q. あなたはどういう基準でペンチを選んでいますか?

ダイマツ店取り扱い工具_FUJIYA_KUROKIN_ニッパー

✅ ペンチ選びの基準

一般的には、電気工事士は下記のような基準でニッパーを選んでいます。

多機能性

  • 切断、圧着、掴む、引っ張る、捻るなどの多様な作業に対応
  • 心線の輪作りが可能

切断能力

  • VVF線2.0mm×3芯などの一般的な電線を切断可能
  • 電工ニッパーよりも高い切断能力を持つことが多い

人間工学に基づいた設計

  • 握りやすいグリップで長時間の作業が可能
  • 手の大きさに合ったサイズ(160mm〜210mm)

安全機能

  • 落下防止を装着するための穴

電気工事に特化

  • VVF線の切断能力など、電気工事の需要に合わせた設計
  • 電線の切断、端子の圧着など電気工事に必要な機能を網羅

✅ 電気工事士の愛用する工具”ペンチ”

腰道具解体新書_電気工事士_増田さん_ペンチとニッパー

建築関係の工事がメインの増田さんは、ニッパーと同じく、ペンチもフジ矢の「KUROKIN」です。ちなみに増田さんは【フジ矢公式スポンサード】!KUROKINのサイトでも紹介されていますので、よければご覧ください♪

>>工具ブランドKUROKINのサイトはこちら

腰道具解体新書_電気工事士_谷川さん_ペンチ

住宅・テナント・工場の電気工事を行う谷川さんは、ペンチも「ビクター製」。こちらは先端部分に3分の寸切りのネジ山を修正できる機能が付いており、寸切りを切断した際にバリ取りができるのが魅力!

腰道具解体新書_電気工事士_知野さん_ペンチ

住宅関連の電気工事を行う知野さんは、ニッパーと同じくペンチも「KUROKIN」を愛用。黒と金の重厚感のあるデザインは、やはりニックス(KNICKS)ヌメ革の腰道具と相性がいいですね。とてもカッコイイです!

4.カッター

一般的に電気工事士は、通常カッターナイフよりも電工ナイフを選ぶことが推奨されています。しかし、精密な被覆剥き作業や、絶縁テープの切断、配線保護材の加工などに必要不可欠。

今回はカッターナイフを選ぶ基準をご紹介します。

ダイマツ店取り扱い工具_OLFA_カッター

✅ カッター選びの基準

一般的には、電気工事士は下記のような基準でカッターを選んでいます。

安全性

  • オートロック式かどうか

機能性

  • 替刃はカートリッジタイプかどうか
  • ケーブル被覆剥きに適した刃の形状かどうか

✅ 電気工事士の愛用する工具”カッター”

腰道具解体新書_電気工事士_増田さん_カッター

建築関係の工事がメインの増田さんは、「OLFA」のカッターを愛用。オートロック式の大型カッターで、安全に作業ができます。最大6枚まで刃を内蔵できるため、作業効率もアップ♪

腰道具解体新書_電気工事士_谷川さん_カッター

住宅・テナント・工場の電気工事を行う谷川さんは、「クニペックス」のカッターを愛用。腰道具に合わせて【赤色】を選んだだけでなく、刃のしなりを防ぐストッパーが付いている点も魅力だと教えてくださいました。

腰道具解体新書_電気工事士_知野さん_カッター

住宅関連の電気工事を行う知野さんは、「NTカッター」のL-2500GRPを愛用。プロ向けに設計された高性能カッターで、動画テロップにも出ていますが、本体に最高6枚の替刃を収納できるカートリッジ方式オートロック固定タイプ!

5.コンベックス

配線経路の長さ測定、器具取付位置の確認、電気ボックス間の距離計測など、数多くの場面で使用されます。テープの長さ、爪の形状、メーカーなど、

Q. あなたはどういう基準でコンベックスを選んでいますか?

ダイマツ店取り扱い工具_タジマ_コンベックス

✅ コンベックス選びの基準

一般的には、電気工事士は下記のような基準でコンベックスを選んでいます。

長さと幅

  • 一般的な建設現場では5メートル以上のコンベックスが推奨
  • テープ幅は19mmや25mmが適している(目盛りが読みやすく、たわみが少ない)

機能性

  • オートロック機能付き
  • マグネットが付いているかどうか

耐久性と安全性

  • 落下防止用のストラップやベルトホルダーが付いているか
  • 衝撃に強い設計
  • JIS1級規格を取得

✅ 電気工事士の愛用する工具”コンベックス”

腰道具解体新書_電気工事士_増田さん_コンベックス

建築関係の工事がメインの増田さんは、「タジマ」の剛厚シリーズを愛用。通常のテープより約1.5倍の剛性力を持つ剛厚テープにより、たわまないのが特徴です。

腰道具解体新書_電気工事士_谷川さん_コンベックス

住宅・テナント・工場の電気工事を行う谷川さんは、「タジマ」のアルミニストロックを使用。でも「あれ?」と思われた方もいらっしゃると思います。実は、こちら左利きである谷川さんが使いやすいようにご自身で加工されたものなんです。(詳しくは動画をご覧ください♪)

腰道具解体新書_電気工事士_知野さん_コンベックス

住宅関連の電気工事を行う知野さんも、同じく「タジマ製」を使用。見慣れないこのデザインは、知野さんが所属する(株)市原電工の会社ロゴです。会社愛に溢れるカスタムですね。

まとめ

さて、いかがでしたか。今回の記事では、電気工事の職人さんが日頃使っている工具のほんの一部をご紹介しました。ドライバー、ニッパー、ペンチ、カッター、コンベックスは、皆さんもマストで扱う工具なのではないでしょうか。

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もしも、気になる工具や何かご質問がございましたら、本ストアまでお気軽にお問い合わせください。ダイマツでは店舗・オンラインストアの両方で、工具のラインナップを拡充し、皆さまにワクワクしていただけるお店作りに努めてまいります。

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株式会社ダイマツ
https://daimatsu-workwear.com
大阪府摂津市に拠点を持ち、48年以上にわたり高品質な作業服を提供。業界内外で高い評価を得ており、BURTLE、寅壱、I’Z FRONTIERなどの人気ブランドを取り扱っています。
作業服の他、安全靴、工具、ヘルメットなど幅広い商品ラインナップを展開し、独自のカスタムオーダーサービスで職人ニーズに応えています。

執筆者:谷優子
Instagram:https://www.instagram.com/
Youtube「だいまつチャンネル
だいまつ公式YoutubeチャンネルのMCとして出演。
長年のMC経験を活かし、作業服や関連アイテムに関する情報をわかりやすく提供しています。