新規会員登録はこちら

作業服専門店 だいまつネットストア > 現場・作業用ヘルメット > 工事用ヘルメットの耐用年数はどれくらい?メンテナンス方法と買い替え時期ガイド

工事用ヘルメットの耐用年数はどれくらい?メンテナンス方法と買い替え時期ガイド

建設現場で働く方々にとっての必需品である「工事用ヘルメット」。とび職、大工、電気工事士、設備工、内装職人など、職種を問わず全ての職人さんにとって命を守るための重要なアイテムです。

だいまつでは、そんなヘルメットに独自性を演出する凄技UV印刷転写加工をご提案しておりますが、利用者さんからしばしばご質問をいただきます。

「ヘルメットはどれくらい使えるの?」「いつ買い替えればいいの?」「お手入れはどうしたらいいですか?」

疑問の表情を浮かべるキャラクター

この記事では、現場で使用される工事用ヘルメットの耐用年数、効果的なメンテナンス方法、そして買い替えのタイミングについてお伝えします。

>>だいまつ凄技UV印刷転写加工については本ストアをご覧ください

目次

1.工事用ヘルメットの耐用年数について

2.工事用ヘルメットの効果的なメンテナンス方法

3.工事用ヘルメットの買い替え時期

1.工事用ヘルメットの耐用年数について

建設現場で使用される工事用ヘルメットの耐用年数は、一般的なスポーツ用ヘルメットよりも厳格に管理されています。

標準的な使用は2~3年。高温、多湿、化学物質に晒される等の過酷な環境での使用は1~2年未使用でも製造日から3年と言われています。

※労働安全衛生規則では、「3年以内ごとに取り替えるよう努めなければならない」と定められています

だいまつでも人気の進和化学工業(Shinwa)のヘルメット_品番はSS-19Vのブラック

私が、だいまつのお客様からお聞きした中では、3年で取り替えるという方が最も多かったように思いますが、使用頻度や環境によっては、もっと早く交換するという方も。

例えば、紫外線による劣化、夏の高温や冬の低温によるプラスチックの劣化など自然環境が原因でヘルメットが消耗することが考えられます。

またセメント・塗料・溶剤などによる化学物質による影響も少なからずあります。

工事現場の写真

日々、どれだけ大切に扱っていてもさまざまな要因で消耗してしまう工事用ヘルメット。大切な命を守るため、定期的な点検と交換は必要不可欠です。

>>だいまつで取り扱うヘルメットはこちらから

2.工事用ヘルメットの効果的なメンテナンス方法

では、そんな大切な工事用ヘルメットを少しでも長持ちさせるためには、どんなメンテナンスを行えばよいでしょうか。

日常の清掃

外側は中性洗剤を薄めた水で汚れを落とし、乾いた布で拭き取ります。そして内側は消毒用アルコールスプレーで汗やニオイを除去。その後、直射日光を避けて涼しく乾燥した場所に置いて保管しましょう。

一般的には1~2週間に1度の頻度で行うことが推奨されています。

ヘルメット天日干しをしている

定期点検

・あごひものゆるみや摩耗がないか確認しましょう

・シェルに亀裂や変形がないか目視・触感でチェック

・内部クッションの劣化やニオイをチェック

・各種部品(ビス・クリップ等)の緩みや欠落がないか確認

これらの点検は1ヵ月に1度のペースで行うことが推奨されています。

工事用ヘルメットを点検している

ヘルメット自動洗浄機

衣服を洗う洗濯機のように、ヘルメットを入れてスイッチを押すだけで、自動でキレイに洗い上げてくれるヘルメット自動洗浄機をご存知でしょうか。

あまり目にしたことがないという方も多いかもしれませんが、じつは大阪府摂津市のだいまつ店舗にはあるのです!

だいまつ店舗にあるヘルメット自動洗浄機

SNSでも話題のヘルメット自動洗浄機は、無料※でご利用いただけますので、気になる方はぜひお店にお立ち寄りください。

※2024年10月現在の情報です。ご利用の際は最新情報を事前にご確認ください。

3.工事用ヘルメットの買い替え時期

最後に、ヘルメットの耐用年数に関わらず、即座に買い替えた方がよいと思われる症状をお伝えします。ご自身はもちろんのこと、従業員の命を守るため、ご検討ください。

外見上の損傷

  • シェルに目に見える亀裂、凹み、または変色がある場合
  • あごひもが擦り切れている、またはバックルが損傷している場合

内部の劣化

  • 内部クッションが薄くなっている、または形が崩れている
  • 消毒しても取れない異臭がする

フィット感の変化

  • 頭にフィットしなくなった、またはガタつきを感じる
  • サイズ調整機構が正常に機能しない

衝撃を受けた後

  • 落下物などの強い衝撃を受けた場合は、外見の損傷がなくても即時交換

法令遵守

  • 製造から3年経過、または前回の交換から3年経過

ラベルやマークの劣化

  • 製造年月日や規格適合マークが判読できなくなった場合
ヘルメットを大切にする従業員を想起させるイメージ写真

まとめ

建設現場での工事用ヘルメットは、職人さんの命を守る最後の砦です。適切なメンテナンスと定期的な点検、そして適切なタイミングでの交換が、現場の安全を確保する鍵となります。

記事で紹介した内容を1つの参考として、皆さまの使用状況や現場環境に合わせて判断していただければ幸いです。

安全性に少しでも疑問を感じたら、躊躇せずに新しいヘルメットに交換する!

非常に重要なポイントだと思います。今日もご安全に!お仕事がんばってください。

本ストアではヘルメットの豊富なラインナップを揃えております。ご用命はこちらから。

=========================

この記事の監修者
株式会社ダイマツ
https://daimatsu-workwear.com
大阪府摂津市に拠点を持ち、48年以上にわたり高品質な作業服を提供。業界内外で高い評価を得ており、BURTLE、寅壱、I’Z FRONTIERなどの人気ブランドを取り扱っています。
作業服の他、安全靴、工具、ヘルメットなど幅広い商品ラインナップを展開し、独自のカスタムオーダーサービスで職人ニーズに応えています。

執筆者:谷優子
Instagram:https://www.instagram.com/secretaria_mc/
Youtube「だいまつチャンネル
だいまつ公式YoutubeチャンネルのMCとして出演。
長年のMC経験を活かし、作業服や関連アイテムに関する情報をわかりやすく提供しています。